2015年7月24日金曜日

【保存車両を訪ねて】市営地下鉄1000形

 京急線のお膝元、横浜・上大岡エリアを貫く市営地下鉄ブルーラインでは18日から快速が走り始めて活気づいています。
 それを記念(便乗ともいいますw)して地下鉄1000形の保存車を取り上げます。

 横浜市交通局1000形は横浜市電に替わる交通手段として昭和47年(1972)に開業した地下鉄伊勢佐木長者町~上大岡間に導入された最初の電車で、平成18年の引退後は開業当時と同じ3両編成に短縮されたトップナンバー編成が新羽車両基地に保管されています。

普段はこんな感じ↓で
ひっそりと保管されてます
平成23年3月12日の見学ツアーで撮影

昨年10月4日の車両基地公開イベント(はまりんフェスタ)では公開スペースに展示されました。
一部写真は別ブログ(「はまりんフェスタin新羽」ダイジェスト)と重複しますが、、、
モダン♡
ちなみに付いているのはフェスタのロゴとさようなら運転時のヘッドマーク、下のは交通局マークです

京急線と違って↑写真中央の第三軌条から電気を受けていますが、
この時は電気が止まっていますので近寄っても感電の心配がありません。

先頭車の台車
・・・第三軌条から電気を受ける部分は撮り損ねました(汗)

 縦じまのデザインは現在試運転中のJR山手線E235系よりさかのぼること40年先に採用していました!
 なんでもホームの乗車目標と合うようにデザインされたんだとか。。。

方向幕はちゃんと新羽行きに設定
今の市営地下鉄はすべてLED表示ですのでこのタイプはもうありません

 車内に入りまして、、、
運転台後ろ
車いすスペースの向かいだけのボックスシートは現役の3000A形にも引き継がれました

車内ドア上の路線図
駅名部分が光って現在地を知らせる銀座線方式

点検口をガラス張りにしてモーターが見えるようにしている部分
台車についているモーターは結構大きいです

こちらは椅子を外した状態
中には暖房器や機器が入っています

こちらは立ち入り禁止だった3両目
余り古さを感じさせないすっきりした印象です

 この車両を見る機会は、毎年秋のフェスタが新羽または上永谷の車両基地で開催されれば公開されるようですが、もう1か所の川和車両基地(グリーンライン)で開催の年には公開されないようです。順番から行くと今年は川和の年?

 ちなみに資源循環局金沢工場(シーサイドライン並木中央駅の東方向)にも先頭車が1両引き取られて活用されています。

参考:鉄道ピクトリアルNo.875 「横浜市営地下鉄1000形が歩んだ34年」

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2015年7月11日土曜日

【第15回】定期活動終了しました。

 梅雨の合間の晴天の下、本日定期活動を実施いたしました。
↑もうすぐ夏休みなのでデハ601は海水浴特急のスペシャルバージョンです♪
見られた方はラッキーでした。

…ちなみに前サボとサボ受けは“しゃしょさん”が男気買い(!)した私物。
側面サボもしゃしょさんの紙細工です。

サボは快特バージョンもあります。おぉカッコイイ♡
なお普段は付いてませんのであしからず
優先席表示も付きましたよ♪

 たまにはワタシも何か付けようかと思って側面の種別表示窓にテキトーな素材で作った疑似表示を付けてみました。
 近くで見るとあからさまに違和感を感じる試作品なので次回あたりに改善したものに取り換えたいものです。。。

京急電車の乗務員室に付きもののお札
川崎大師に行って探してみたものの枠にぴったりのお札が見つからず、小ぶりのお守りで代用しておきました。粗末に扱わないでね。

さて、車内に目をやるとしばらく前に割られていた窓ガラスが見事に修復されていました。
(たぶん)市役所の人ありがとうございます<(_ _)>

今日は天気に恵まれたので久しぶりに座席を取り外して虫干ししました。
外した状態はこのとおり。座席下には暖房器が隠れています。
そのあたりや座席の裏側にこもった湿り気をだいぶ乾かすことができました。

最近毎回見かける横須賀線のイレギュラー列車
今日はお昼頃にお座敷電車「華」が通り過ぎて行きました。

 午後になり、G様が合流。新兵器=100均ワイパーを持ってきていただいたので車内外を水洗いします。意外と汚れていた室内側ガラスの脂汚れ落としに威力を発揮しました。

暑さもあるので無理をせずこの辺で作業はおしまい。
先日のKATOでのイベントでいらした方や拙ブログを見た方においでいただいたことは励みになりました。

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2015年7月5日日曜日

-予告- 7月定期活動は11日(土)

 逗子第一運動公園での今月7月の定期活動はこんどの土曜日、11日です。梅雨まっただ中ではありますが、手ぶらで遊びに来ていただいても結構ですよ~。

もちろんがっつり作業したい方も歓迎です!! その際は道具をご持参いただけるとありがたいです。

この間のファミリーフェスタでの戦利品で遊んでみたの画

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第四回「KATO赤い電車清掃イベント」終了しました。

↑車両構造の説明を熱心に聞き入る参加者様

 既報の通り、日付が変わって昨日7月4日(土)第4回目となるホビーセンターカトー東京店の“赤い電車清掃ボランティアイベント”が小雨降るなか実施されました。
 もちろん今回も我がデハ601保存会も運営スタッフ(←ボランティアです、念のため)として参加いたしました。
 今回はプログラムを見直し、受付後まず特設会場にてこのデハ268のこれまでの経緯と大まかな車両解説、そして今夏のイベント(鉄道模型コンテスト)で受注販売となる“KATO50周年記念モデル デハ268アッセンブリキット(http://katomodels.wix.com/deha268)”について、「赤い電車と関水Nゲージ50周年」と題してトークイベントを行いました。
 その後、経験者チーム(快特チーム)と初参加者チーム(普通車チーム)とに分かれ作業開始となりました。

 トークイベントの中で、これまで手付かずであった車内への業者による補修工事が入ることが発表されまして、すでに一区画のみ座席のモケット(生地)が交換されていました。
左側との差は歴然!! もちろん最終的にはすべてのモケットが交換されるそうです。

 ワタシは快特チームの担当として、車内整備をメインに取りかかりましたが、この後の補修作業に備えて車内から客ドアのうち1つが開けられる状態になっていることが分かったのでチームメンバーでさっそく重い扉を開きました。
 今まで窓とドアは固定されていましたが今後は開けられるように手が入るとのことです。ドア1つでも開けば作業環境的には大助かりです!

並行して普通車チームには外で車体と床下機器の水洗いを交代でしていただきました。

清掃作業が一段落したところで最後の仕上げとして吊り広告の交換体験。
 あえて引いて撮った画像だけにしますが、この絵が50周年記念キットの購入特典カードの元デザインになるらしいです(Produce by KATOの中の絵師さん)。美しい絵ですよ♪

作業を終え、恒例のヘッドマークを取り付けての撮影タイムです。
雨が降る中、お店に出入りされるお客様に注意しながら屋根の下からの撮影になりました。

↑の急行サボは参加者様ご持参の物。ありがたく装着させていただきました。
それと、開いたドアの脇にちょうどサボ受けがあったのでホビセン保管のサボを差しました。
これが今まで手が届かないので差せなかったんですよ。。。

前面特急種別板と側面サボのマリアージュ…なんちゃって(笑)。

海水浴特急 品川-三浦海岸
梅雨が明ければ海水浴シーズンですねぇ。

↑回送ヘッドマークを装着するスタッフ

 梅雨のあいにくのお天気にはなりましたが20名超の参加者様+スタッフで約30名でつつがなく終了いたしました。中にはファミリーでお越し頂いたりしていただき感謝の極みです(今回は小学生以下の方は保護者同伴で参加可能としておりました)。

 このデハ268号車は今月中旬から車内を中心とした改修工事に入るとのことで、その出来上がりも今から楽しみです。

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